【GC Book Club】英語の接続詞・つなぎ言葉を集めた「あいづちつなぎ語辞典」
- 2015年01月15日
英語の接続詞・つなぎ言葉を集めた辞典の「あいづちつなぎ語辞典」、原題「Dictionary Of Link Words In English Discourse 」W.J.Ball著 MACMILLAN LANGUAGE HOUSE刊です。
日本語でプレゼンテーションをする際に「えーっと」とか「あの・その」という言葉で繋ぐと聞き苦しいものですが、英語でも「well」や「you know」を挟むのは避けたいものです。
一方前段の説明と後段の説明を明確に且つ論理的に繋げることができる接続フレーズを使えば聞き易く、論旨の展開も容易に推測できるメリットがあります。
例えば “Almost all business people use the Internet recently.” と説明した後に
(1) accordingly
(2) besides
(3) just the same
とそれぞれ違う接続の仕方をしますと次にくる説明の種類が違うことが明白になります。
(私の勤務先で発行している)数学問題集英語版の導入を既に決めて頂いている塾の講師さんで英語力に自信の無いという方がかなりいらっしゃいます。その場合「全ての授業を英語で教えきる必要は無いです」「むしろ接続詞だけ繋いでおいて、その後の展開を生徒に推測・発表させる方が生徒の実力が向上すると思います」というかたちで実際に説明会を行っています。
プレゼンテーションを聞く場合でも “What comes next?” なんていう言葉が発せられた後は次の展開を想像するだけでワクワクしてくるのは私だけでしょうか?
いずれにしても数学を英語で授業するというシンプルなことかららゆくゆくはグローバルなビジネスシーンで英語でのプレゼンテーションやディベートを自由にこなして活躍できる人材の育成ということが会社での大きな目標です。
その意味でも接続詞については強い興味を持って研究をしているのが現状です。
(from Kyo)
→あいづち・つなぎ語辞典 W.J. ボール (著), マクミランランゲージハウス
原書:Dictionary of Link Words in English Discourse
【GC Book Club】~本好きメンバーが、Global Communicatorのための一冊をおすすめ!